日本では、10月1日に消費税率が上がり、それと同時に中小店舗でのキャッシュレス決済に対するポイント還元政策が始まりました。
そのキャッシュレス決済の中で急速に使用する人が増えたのがQRコードを用いた決済サービス。
数ある中で日本で一番利用されているのがPayPayです。
躍進するPayPay 社長が語る「決済」の未来図:日本経済新聞そのキャッシュレス決済の中で急速に使用する人が増えたのがQRコードを用いた決済サービス。
数ある中で日本で一番利用されているのがPayPayです。
(技術面や営業ノウハウで提携しているインドのスマホ決済大手の)「Paytm(ペイティーエム)」の協力を得ながら、アプリをPayPay社内で改善できているのが、スピード感につながっています。
インドに以前から興味がある方はご存知と思いますが、日本のPayPayはインドのQRコード決済サービス Paytm からの技術やノウハウを活用して作られているのです。
2018年のこと☟
ソフトバンクとヤフーがインドのPaytmと連携し「PayPay」を今秋開始 - プレスルーム - ヤフー株式会社
そんなPaytmは、インドで2016年に行われた高額紙幣(1000ルピー札と500ルピー札)の廃止によってインド国内に急速に広まった決済サービス。
あのときは、お金自体はあるのに手元にお金がないという本当に地獄
☞2016年当時のATMが酷かった記事:ダマスコローズの香りのオイルとローズウオーター♪
(この当時のブログ記事は毎回高額紙幣廃止の話)
配偶者のインド駐在に帯同した駐在妻(私)は、インドでキャッシュカードを持つのも一苦労二苦労しなくてはならないため、携帯アプリで使えるキャッシュレス決済のPaytmを携帯に入れたのでした
(私の携帯にあるアイコン)
だがしかし
暫くしたら、私のPaytmが突然使えなくなるという事件が…
規約が変わり個人情報が必要になったけど、それがパスポートナンバーでもいいと書いてある割に、パスポートを登録しても使えず。
Paytmの人に来てもらい、設定を色々やってもらったのでが、Paytmの人曰く、インド版マイナンバーである「アダールカード」がないと使えないという…
……え、私、アダールカードない
myダンナ様にも、アダールカードを申請するのはすごく面倒だからあきらめろと言われる始末。
という訳で、お金はアプリ内に入っているけど使っていないという日々が続いていました。
最近になって「Paytm、パスポートナンバーで使えたよ」という話を聞き、ダメ元で使ってみたところ、
Paytm、使える
あの一時期使えなかったのは何だったのか…
ということで、Paytmでの支払いを始めたのです
だがしかし、そのPaytmで久々にやらかしました。
ディワーリー前のこと。
グルガオン(グルグラム)のMGロードにあるスーパー スペンサーズ Spencer'sで買い物をして、Paytmで支払いをしたのですが、アプリの画面が支払い完了に変わらず、グルグルと接続中が続いていまいた。
暫く待ったのち、レジのお兄さんが「もう一度やり直して」というのでやり直したところ、このときは支払いが完了。
支払えたーよかったーと帰ろうとしたら、スーパー出口のレシートチェック(インドの小売販売店には時々ある、出口で買ったものとレシートを照らし合わせるやつ)が終わったとき。
ふと携帯のPaytmのアプリ内の出納帳を見ると、スペンサーズ への支払い金額「853.78ルピー」(レジのお兄さんが小数点以下までちゃんと入れろと言った)が2度あるじゃないですか
久々に二重払いしちゃったー
と、レシートチェックのところに買ったものを預け、10mほど先にいるレジのお兄さんに言いにいきました。
レジで、カスタマーケアのお兄さんも加わり、どうすればいいかという話に。
以前、ピザレストランのジェイミーズで二重払いをしたときは、お店で現金を返してくれました。
以前ジェイミーズでやらかした話☟
しかし、スペンサーズはその場では返金できないとのことで、Paytmの支払いのところにあるcomplainから二重払いになったというメッセージを送り(私は英語が出来ないので、カスタマーケアのお兄さんに書いてもらいました)、カスタマーケアのお兄さんに
「あとは返事を待つしかない」
と言われました。
確かにチェーン展開のスーパーの大元がお金の管轄をしてるんだし、このお店のお兄さん達にはどうにもできないよね~と、その場を後にしました。
その約1時間後。
Paytmから返信が来ましたが、
「支払いは完了しているので、お店と話し合って」
と
これは、あのレジやカスタマーケアのお兄さんじゃどうにもならないな…諦めようかなと思ったのですが、レシートに無料電話が記載してあったので電話を掛けてみることにしました。(英語もできないのに)
噂のレシート、853.78ルピー
電話を掛けたら、初めに英語かヒンディかの選択があったのでプッシュで英語を選んだら、漸くオペレーターに繋がりました。
英語が話せない私ですが、中学生英語で
「二重払いになったこと」
「Paytmにメッセージを入れたら、「支払いは完了しているのでスペンサーズと話して」と返信が来たこと」
を説明しました。
オペレーターのお姉さんは、私が英語が出来ないことを察して、ゆっくり簡単英語で、レシートの番号やPaytmの支払い番号(2個)、そして支払ったPaytmの情報や私の連絡先などを私に聞いてから、
「こちらで確認してからになるので、1週間以上かかるかもしれない。」
「電話のあとにこの問い合わせ番号をSMSで送るので、もしこの後、この件でこちらに問い合わせをする場合はその番号を言ってください。」
とオペレーターのお姉さんがキチンと説明してくれて、電話が終わりました。
もちろんその後すぐに、SMSで「問い合わせ受付ました」メッセージが送られてきました
英語ができない私としては、ここで既にやりきったという達成感が
(※お金は返金されていません。)
その後、ディワーリーの慌ただしさで、すっかり853.78ルピーの件を忘れていました。
そしてディワーリーが終わって少し経ったある日、ふとPaytmの出納帳をみたところ、こんな文字が…
Refund for order from Spencer's
+ ₹853.78
853.78ルピーが返金されてる
インドで奇跡が~
(絶対返金されないと思っていたよ)
ディワーリー前に、二重払いになったことを話していたSちゃんにこの顛末を話したところ、
「スペンサーズやるね」
のお言葉を頂きました
結論:
スペンサーズのコールセンターのお姉さんは根気強い。
この件で褒めるべきは、仕事とはいえ、中学生英語の私の英語での訴えを根気強く聞いてくれたコールセンターのお姉さん
そして、今更ですが、もう少し英語を勉強しようと心に決めたのでした。
皆様も、QRコード決済での二重払いにはお気を付けくださいね
Twitterをチェック☟
Follow @mew11x
にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報☟