先日、グルガオン(グルグラム)のダイアパークホテルにあるショップ フランジパニ FRANGIPANI主催のワークショップ「オリッサ伝統工芸体験」が行われました。
フランジパニで扱っているオリッサの伝統絵画アーティストのタンマイ・モハバトラ氏 Mr. Tanmay Mohapatra がデリーにくるとのことで実現したワークショップ。
インドにいるうちに絶対オーダーしたいと思っている絵画のアーティストに会えるだなんてと、気が付いたのが前日だったのですが、もちろん行くと決めて行ってきました
会場のes breadには、既に沢山のオリッサの伝統工芸の絵画が
絵と一緒にある布もオリッサの伝統の織物だそうです。
さて、今回のワークショップのメイン、画家のタンマイ・モハバトラ氏 Mr. Tanmay Mohapatra (左)
アーティストの家庭に生まれ、父親は彫刻家。
彼と父親の作品は、オリッサのブバネーシュワル国際空港に展示されているそうです。
まずは、オリッサの伝統的な絵画様式 パタチトラ Pattachitraから。
「パタ(Patta)」は「布」、「チトラ(Chitra)」は「絵」の意味で、主にシルクの布に書かれた絵画のことです。
カラフルなガネーシャ
フランジパニの店頭でよく見かけ、今回のワークショップのポスターに使われていた、モノトーンで描かれた動物や植物。
実は私の憧れの一枚
本当に細かく、ただの木に見える部分に沢山の鳥やリスも潜んでいるのです
そして、この日も来ていた友人Yちゃんが超お気に入りのオリッサの土着神 ジャガンナート様
この目がぎょろっとしてまっくろくろすけ的な容姿が可愛い
左から兄バララーマ、妹スバドラー、ジャガンナート様です
(Yちゃんから話を何度も聞いていたら私もジャガンナート様の絵が欲しくなってきました)
さて、この日は時間もあまりなかったので、タンマイ氏がその場でスケッチブックに絵を描いてくれました
皆の質問に答えながら、短時間で、鉛筆で下書き→薄い茶色で線画→彩色
極細の筆はネズミやリスの毛で出来ているとか……
それを聞いてみんなで「えぇ」と言ってしまいましたが、よく考えたらメイクブラシもリスやイタチの毛でした
短時間のため、全部は仕上がっていませんが、ガネーシャ
左端の黒で描かれた枠の柄は下書きなしの一発勝負で描かれたもの。
超細かい
このような柄は、師匠から教わったものに自分のものをアレンジして描くのだそうです。
次に、ヤシの葉にエングレービングという技法で絵画を描いたもの
私の画像では伝わりにくいのですが、超細い線で細かい絵が描かれています。
絵の下地となるヤシの葉
ヤシの葉を数か月かけて乾燥させ、ターメリックやニームなどを使い防腐や変色を防ぐ加工をし、一定の幅に切って繋げて絵の下地を作ります。
そしてそのヤシの葉にエングレービングという技法で絵を描きます。
エングレービングとは、表面につけた凹みに塗料を入れる技法。
こんな感じです
ワークショップということで、これを実際にやってみることに…
小さなヤシの葉をいただき、下書きを描こうとしたのですが全然描けそうにない
という訳で、タンマイ氏に鉛筆で下書きを書いてもらいました
その下書きを針で引っ掻いて凹みをつけます
その上に絵の具をぬり、乾く前にふき取ると、針で引っ掻いた凹みの部分だけに絵の具が残りました
さすが、タンマイ氏の下絵をなぞったので、私のエングレービングがちゃんと象の絵になってる
この方法で絵を描いているのですから、細かいわけだ
老眼気味の私には厳しい絵画ワークショップでした
さて、タンマイ氏やそのほかのアーティストによるこれらの技法の絵画は、ダイアパークホテルのフランジパニさんで見ることが出来ます
そこにある作品を買うこともできますが、色やキャラクターなどを指定して自分だけの絵画を描いてもらうことも可能
詳しくはフランジパニ FRANGIPANIさんまで。
さて、当日は座って描くということで超カジュアルスタイルで行ったのですが、マダムラベンダーが美しいサリーをお召しになり花を添えていました
今回のことがもっと詳しく書かれたマダムラベンダーのブログ☞オリッサ伝統工芸を学ぶ(ラベンダーのきもち)
……やっぱ私もジャガンナート様の絵が欲しくなっちゃったよYちゃんなオリッサ伝統工芸ワークショップでした。
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フランジパニで扱っているオリッサの伝統絵画アーティストのタンマイ・モハバトラ氏 Mr. Tanmay Mohapatra がデリーにくるとのことで実現したワークショップ。
インドにいるうちに絶対オーダーしたいと思っている絵画のアーティストに会えるだなんてと、気が付いたのが前日だったのですが、もちろん行くと決めて行ってきました
会場のes breadには、既に沢山のオリッサの伝統工芸の絵画が
絵と一緒にある布もオリッサの伝統の織物だそうです。
さて、今回のワークショップのメイン、画家のタンマイ・モハバトラ氏 Mr. Tanmay Mohapatra (左)
アーティストの家庭に生まれ、父親は彫刻家。
彼と父親の作品は、オリッサのブバネーシュワル国際空港に展示されているそうです。
まずは、オリッサの伝統的な絵画様式 パタチトラ Pattachitraから。
「パタ(Patta)」は「布」、「チトラ(Chitra)」は「絵」の意味で、主にシルクの布に書かれた絵画のことです。
カラフルなガネーシャ
フランジパニの店頭でよく見かけ、今回のワークショップのポスターに使われていた、モノトーンで描かれた動物や植物。
実は私の憧れの一枚
本当に細かく、ただの木に見える部分に沢山の鳥やリスも潜んでいるのです
そして、この日も来ていた友人Yちゃんが超お気に入りのオリッサの土着神 ジャガンナート様
この目がぎょろっとしてまっくろくろすけ的な容姿が可愛い
左から兄バララーマ、妹スバドラー、ジャガンナート様です
(Yちゃんから話を何度も聞いていたら私もジャガンナート様の絵が欲しくなってきました)
さて、この日は時間もあまりなかったので、タンマイ氏がその場でスケッチブックに絵を描いてくれました
皆の質問に答えながら、短時間で、鉛筆で下書き→薄い茶色で線画→彩色
極細の筆はネズミやリスの毛で出来ているとか……
それを聞いてみんなで「えぇ」と言ってしまいましたが、よく考えたらメイクブラシもリスやイタチの毛でした
短時間のため、全部は仕上がっていませんが、ガネーシャ
左端の黒で描かれた枠の柄は下書きなしの一発勝負で描かれたもの。
超細かい
このような柄は、師匠から教わったものに自分のものをアレンジして描くのだそうです。
次に、ヤシの葉にエングレービングという技法で絵画を描いたもの
私の画像では伝わりにくいのですが、超細い線で細かい絵が描かれています。
絵の下地となるヤシの葉
ヤシの葉を数か月かけて乾燥させ、ターメリックやニームなどを使い防腐や変色を防ぐ加工をし、一定の幅に切って繋げて絵の下地を作ります。
そしてそのヤシの葉にエングレービングという技法で絵を描きます。
エングレービングとは、表面につけた凹みに塗料を入れる技法。
こんな感じです
ワークショップということで、これを実際にやってみることに…
小さなヤシの葉をいただき、下書きを描こうとしたのですが全然描けそうにない
という訳で、タンマイ氏に鉛筆で下書きを書いてもらいました
その下書きを針で引っ掻いて凹みをつけます
その上に絵の具をぬり、乾く前にふき取ると、針で引っ掻いた凹みの部分だけに絵の具が残りました
さすが、タンマイ氏の下絵をなぞったので、私のエングレービングがちゃんと象の絵になってる
この方法で絵を描いているのですから、細かいわけだ
老眼気味の私には厳しい絵画ワークショップでした
さて、タンマイ氏やそのほかのアーティストによるこれらの技法の絵画は、ダイアパークホテルのフランジパニさんで見ることが出来ます
そこにある作品を買うこともできますが、色やキャラクターなどを指定して自分だけの絵画を描いてもらうことも可能
詳しくはフランジパニ FRANGIPANIさんまで。
さて、当日は座って描くということで超カジュアルスタイルで行ったのですが、マダムラベンダーが美しいサリーをお召しになり花を添えていました
今回のことがもっと詳しく書かれたマダムラベンダーのブログ☞オリッサ伝統工芸を学ぶ(ラベンダーのきもち)
……やっぱ私もジャガンナート様の絵が欲しくなっちゃったよYちゃんなオリッサ伝統工芸ワークショップでした。
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