※今回は虫の話です。画像もあるので、虫嫌いな方はご注意を。



インドにいると、外でも部屋でも、日本よりも変な虫に出会う確率が確実に高くなります

日本だと野山にいて、その感染症で死者も出ているマダニが、普通にそこら辺にいます
(一瞬都会に見えるグルガオンも、その点ではほぼ野山ということですね。)

マダニ感染症、増加傾向 発生地域拡大の懸念も  (日本経済新聞) 

ワンズがいたころは、散歩が終わったワンズのマダニチェックに日々勤しんでいました
私も刺されたし(腹にマダニがくっついていたという)



そういえば、最近よく見かけるニルガイ(with泥だらけのワンコ)
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その後、角をつきあって遊んでいました。(with 見守る犬)
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こんなのがその辺にいるのですから、当たり前っちゃあ当たり前なのですけどね





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ここからは虫の画像があります。








そして、今回はマダニではないのですが、我が家のリビングのカーペットを歩いている、変な虫newを発見したのです
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大きさは1cmほど。
前に住んでいた家でも見た記憶はある虫でした。


一応、Google先生に、

「赤 黒 ありみたいな 長い虫」

と入力し、期待はせずに検索ボタンぽち☞


これじゃ見つからないだろうと思ったのですが、一発でヒット!

それが、日本にいる「アオバアリガタハネカクシ」

……正にこの虫じゃん


ここはインドなので、正確な種類までは分かりませんが、この形状から見て仲間の「アリガタハネカクシ」の類であることは確実。



そして、コイツがなんと、日本だと、やけど虫と呼ばれるヤバいヤツだったのです。


Wikipedia先生によると、アオバアリガタハネカクシの属するところのアリガタハネカクシ Paederus(英語)

この虫は、この虫の名前(Paederus)にもなっているペデリン(
Pederin
)
という名の毒を持っています。
(Wikipedia:ペデリン)

アリガタハネカクシは噛んだり刺したりしませんが、この虫を触ってしまい、うっかりその体液に接触すると、それに含まれる毒ペデリンによって皮膚炎を起こすのだそうです


夏は「やけど虫」に注意 アリ似、触ると水ぶくれ  (NIKKEI STYLE)

やけどをしたときのように発疹や水ぶくれが起こるのは、この虫の体液に「ペデリン」という有毒物質が含まれているためだ。成虫だけでなく卵、幼虫、さなぎもこの物質を体内に持っている。


今まで、インドでも何度か見た記憶があり、この虫をその後どうやって駆除したのか全く記憶がないのですが、超危険な虫じゃん
(脳内で「ヤバいやつやん!」と宮川大輔さんで再生されました。)


前回、ヤモリは近くにあった野菜のビニール袋で確保しましたが、今回は近くにあったIrohaのアンパンの入っていたビニール袋で、触らずに捕獲
Irohaさんのおかげで安全に捕獲できました 
(ヤモリ捕獲の記事:ヤモリ、遂に確保)



捕獲した虫は、正体を知ってしまうと急に怖くなり、コ◯さずに、屋外にて開放してきました

私は案外生き物(虫を含む)は平気に太刀打ちできる方なのですが、これからは他の虫も注意深くビニールで捕獲して、触らずに遠くに開放することにします


皆様も、この虫を見つけたときには、お気を付けください。
(見つけたときは上記のリンク記事先にある対処法が参考になりますよ。)


※ この後、もう1匹現れました。結構沢山いるのかも




「ヤバいやつやん!」といえば、最近こんなニュースがありました


コウモリ媒介のニパウイルス、死者13人に インド南西部 (AFP bbcom)

インド南西部で、オオコウモリが媒介する致死性の高いニパ(Nipah)ウイルスに感染した患者が新たに1人死亡し、犠牲者数は計13人になった。


野生動物はいろいろなウイルスを持っていますが、これはちょっと不安
コウモリは飛ぶから自由に移動できるし
なんとか感染がこれ以上広がらないといいのですが


インドには予想もつかない危機がいっぱいです






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