東日本大震災から3年が経ちました。
今日のTVのニュースでは震災のことをずっとやっています。
そのとき私は関東住まいでしたが、まだ自分の中では整理できない出来事のひとつです。


さて、昨年末にプーケットに行きました。

年末年始のプーケットは気候的に絶好の時期。
海が綺麗砂浜が綺麗

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いい季節なのでビーチはとてもにぎわっていました。

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こんなに穏やかですが、プーケットは2004年12月26日のスマトラ島沖のM9.1の大地震によって津波の大被害を受けています。

特にこの一番にぎわっているパトンビーチのある島の東側が一番の被害を受け、ビーチ沿いの店やホテルなどは壊滅状態だったそうです。

9年しか経っていないのに、すでに島は完璧にビーチリゾートとして復活し、津波がおきたなんて微塵も思わせませんでした。


でも私の泊まったホテルのすぐ横で、こんな標識を見かけました

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津波の避難路の標識。
やはりここは津波の被害にあったところで、もし再び津波に襲われたときには、この標識で非難する方向が分かるようになっています。


そして夜はビーチ沿いのホテルのバーで生演奏を聞きながらのんびり。

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そんな中、見上げるmyダンナ様。

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ちょうどそこにTVがあり、映画のチャンネルが放送されていました。 それが「インポッシブル」という作品。


映画『インポッシブル』 オフィシャルサイト


ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガーが主演のスペイン映画。

スペイン人一家がプーケットにバケーションにきていたときに2004年の津波に巻き込まれるという、実際の家族をモデルに作られた映画だそうです。

思わず私もダンナ様も生演奏も聞かず映画の映像に釘づけ。

この映画、9年経ったとはいえ、プーケットで見るには映像がリアルで怖すぎる。
そして日本の大震災から3年も経っていなかった私達には本当にリアルで、あの日のことが思い出されて震えがくるほどでした。

(とはいえ、当時関東住まいだった我が家。
私はちょうど外出前で自宅にいたため、家でぐわんぐわん揺れている薄型TVをずっと押さえながらワンズとともにパニック。
都内に勤務していたmyダンナ様とはネット経由で無事を確認(確かSMSと電話は通じなかった記憶が…)し、結局ダンナ様は当日帰宅難民になって次の日に帰宅。
ちなみにワンズはその後余震のたびに人間以上に敏感に察知し怯えるワンコになっていました。)


そういえば東関東大震災の少し前に、映画館で「ヒアアフター」という映画を見ていたのですが、それもスマトラ沖の地震の津波をモデルにしたシーンがありましたが、公開1ヶ月も経たずに3.11が起こったために劇場公開中 止になってしまいました。
映画を見た後、myダンナ様と津波の話ばかりになってしまったくらい津波のシーンはすごかった記憶が…


映画『ヒアアフター』 オフィシャルサイト


もう過去に起こったことだから…と割り切ってしまうのは難しいことだとおもいますが、今後地震が起き津波が起きたとしても、津波の被害を最小限に出来るようにひとりひとりが最善の行動が出来るようにしなければならないと思う、3.11から3年たって感じることなのでした。




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